So-net無料ブログ作成
検索選択
ビジネスメモ ブログトップ

2/24 ビジネスメモ [ビジネスメモ]

これから ごくまれにではあるが(^◇^;) ちょっと へ~と思った事を覚え書き程度に記しておく。

RoHS指令というのがある。
ロハスではない。ローズである。欧州の規制で 特定有害物質の使用制限規制である。
欧州の規制といえども 欧州に輸出すれば 適用される。
うちの会社が 直接 輸出していなくても 納めているメーカーは当然 輸出するので
今 RoHS指令に基づいて 仕様を変更している製品が 山ほどあるのだ。
国内でも環境問題でさまざまな 法規制がある上に 欧州もあるのか、やれやれ てな感じだが
ちょっと 怖いなと思った事 。

RoHS指令の制限物質の中にカドミウムがある。
それで 材料をカドミウムレス黄銅棒に切り替えている。
RoHS指令では 「カドミウムが 100ppm以下であること」 となっている。
これは 欧州各国の税関で 「あ~ この製品には カドミウムが120ppm 入ってる
あるよ。これ 規制にひっかかってだめあるね。はい ○○○億円の賠償あるよ。」← それ
欧州じゃなくて 中国じゃ。(^◇^;)
ひっかかったら 国内でどんなに 100ppm以下だったのにと言っても だめだということなのである。
さて 某材料業界紙の一部分を読んだのだが まず 分析装置によって 非常に誤差が生じる。
誤差を考えて 自社の規制として 75ppm以下とか70ppm以下と定めている。
蛍光エックス線分析装置というのが わりと安いのでよく使用されるらしいのだが これは
プラスマイナス40%ぐらいの誤差があると考えないといけないらしい。
かなり精巧なICP分析装置は誤差が数ppmだが 非常に高価で 何千万円という世界らしい。
で メーカーの仕様書に「蛍光エックス線分析装置にて カドミウム75ppm以下のこと。」と
謳っているものがある。
これが まず最初の怖い話であり 40%も誤差があるということは 1回目は 75ppm以下でも
2回目には 100ppmを軽く超えた数値になりえることもあるということである。

そして 偶然にも これを読んだ直後に 私は 某有名メーカーの仕様書の 蛍光エックス線分析装置にて カドミウム75ppm以下のこと。という記述を見てしまった。
あんな 有名電機メーカーでも 認識不足なのだ。

ふたつめの怖い話は 「仕様書」の重要性。
「カドミウム100ppm以下で、RoHS規制に適合するもの。」
「カドミウム75ppm以下をICP分析装置(高精度分析装置)による測定によって保証すること。」
この2つを 見比べて どちらのほうが 怖い仕様書だと思うか。
一見 下のほうが厳しそうに見えるが 実は 上のほうが怖いのだ。
「RoHS規制に適合するもの。」
これが くせ者であり 欧州の税関で 100ppmを超えていると判定されたら
その時は 補償を請求しますよ という意味が含まれているのだ。
下のほうは 高精度分析装置によって 75ppm以下であれば 絶対に欧州で摘発される
ことはないと判断しています。(だから 万が一 摘発されても 補償を請求するとは言っていない
ことになる)

これは 実際には 材料屋さんの業界紙なので うちの会社は 材料屋さんというワンクッション
おくことになるのだが うちの会社からの材料屋さんに対する仕様に対しても
こういったことを しっかり認識して かからないと えらいことになってしまうなと思わされた
例である。

偶然見た 業界紙だったが 勉強になった。
って わてが勉強になって もだめなんだよ。
実際に こういう業務をしている人達に 読んでもらわないと。(^◇^;)


2006-02-24 22:34  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ビジネスメモ ブログトップ

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。